その他の探査

ボアホールカメラ

孔内にカメラを挿入し、孔壁の直接観察を行う検層法です。
岩盤においては、亀裂の分布特性(走向傾斜や空隙率など)の把握に用いられます。
ダムなどのコンクリート構造物の健全性調査にも用いられます。
詳しくは下記にある『ボアホールカメラ』技術パンフレットをご覧ください。

地中レーダ探査

地中に電磁波を放射し、電気特性の異なる境界で反射した電磁波を捉えることにより、路面下の埋設物や空洞・ゆるみ等を推定する探査法です。
コンクリート内の鉄筋の位置や、遺跡調査にも応用されています。

自然放射能探査

地球内部から放出される放射線(γ線)の強度を測定することにより、断層や地質境界などの地質情報を検出する探査法です。
周囲の構造物や地表環境(舗装・埋設物・含水等)の影響を受けやすく、測定精度に限界がある反面、広域を効率的に探査できるため、概略調査や予備調査に適しています。