株式会社地盤探査

根尾谷断層  岐阜県本巣市

濃尾地震の爪痕

岐阜県本巣市根尾地域を中心として分布する活断層。

1891年(明治24年)10月28日に発生した濃尾地震(マグニチュード8.0)の震源断層である。

この地震により数十kmに渡って地表地震断層が現れた。総延長距離約80km、活動一回あたりの最大左横ずれ変位量8m、最大上下変位量6mに及ぶ大規模な断層である。

地震断層観察館内のトレンチ展示
トレンチの解説。ズレと破砕範囲の大きさが良く分かる

中地区の左横ずれ断層が保存されている。

最大ずれ幅は9.2m。

上の水鳥地区・縦ずれ断層に加えて、国の特別天然記念物に追加された。

現地ではズレているかどうか分かりにくかった。

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