表面波探査は、地盤の表面付近を伝わる表面波-レイリー波を観測して、地盤のS波速度分布を求める探査法です。
表面波の伝搬速度はS波速度の90%程度であり、周波数や波長によって伝搬速度が変化する分散現象を利用します。
高密度表面波探査では、カケヤ打撃などのインパルス震源と多数の受振器を使用します。
コンクリートやアスファルト等の舗装上でも調査可能です。
連結した受振器で移動しながら測定を行うので、広範囲を効率的に調査することができます。
S波速度値はN値と相関性が高く、支持層の確認や、緩み領域の把握、地盤改良効果判定など多くの調査目的に用いられています。
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